関西発ANA陸マイラー サファイアのSFC修行おぼえがき

主にANAのSFC修行について書いています。

新型コロナウィルスの感染拡大により、コンサートが中止になった!渡航の航空券代はどうなる!?

こんにちは、サファイアです。

すっかりご無沙汰していました。

 

新型コロナウィルス感染拡大の影響で、世の中ギスギス&辟易していましたが、私の住む関西でも緊急事態宣言の解除が決まりました。

少しずついつもの日常を取り戻せるといいなと思いますが、今後もしばらくは、密集するイベント開催はなかなか難しいのだろうなというのが悲しいかな正直な気持ちです。

 

私は2月末にコンサートに参加予定でした。ですが、開催3日前に中止が決定しました。

遠方でのコンサートだったため、あらかじめホテルと航空券を予約をしていたので、ホテルはすぐにWEBでキャンセルをしました。宿泊前日までキャンセル料がかからなかったので、そこはありがたかったのですが、私のとった航空券種別は通常であればキャンセル料が必要でした。

3日前も1日前もキャンセルの金額は同じだったため、今回は航空券のキャンセルは少し待ち、情報を集めることにしました。

 

日本での最新情報は大抵ツイッターが一番早いので、ツイッターで航空券についてのキャンセルを調べました。そうすると、WEBで通常キャンセルした場合はキャンセル料がかかるが、電話で問い合わせた場合、イベントの中止のわかるものを提出するとキャンセル料がかからないという内容を見つけました。

 

そこで、私はANAのプラチナデスクに電話をしました。

。。。まあ、つながらんこと泣

 

いつもならすぐにつながるプラチナサポートデスクも、スタッフの人数を減らしたり、問い合わせが多かったりだったのでしょう。なかなかつながりませんでした泣

やっとのことでつながり事情を説明しましたところ、

 

『今回は柔軟な対応をさせていただいており、問い合わせフォームよりお客様の情報とコンサートの開催中止のわかる画像を添付していただけましたら、全額返金させていただきます』

 

とのことでした。なんとありがたい。コンサート中止は前から4列目という人生で最高の良席だったため、本当にこの中止がとても悲しくて、打ちひしがれていましたが、ANAさんの対応がせめてもの救いでした。

 

ちなみに、今回の旅程は、飛行機→新幹線でしたが、新幹線のキャンセルはすぐにしてしまったため、大きな額ではありませんでしたが手数料が必要でした。

 

数日後、新幹線のキャンセル代も不要になったという情報を得たので、こういった緊急事態の場合、キャンセル処理をすぐしないで、少し待った方がいいと思いました。

 

ただし、例えばこれが小さな会社の場合、倒産してしまい返金すらしてもらえないといったことにもなりかねないので、よく見定めないといけないんですけどね。

 

 

自分の好きな言葉に『先義後利』という言葉があります。

これは、以前アルバイトをしていた『大丸』という百貨店の社是なのですが、

 ぎを  さきにして  を  あとにす』と訓読します。

 

ご興味のある方は↓↓↓をどうぞ

https://www.j-front-retailing.com/company/philosophy.php

 

いくらAIがヒト以上の仕事をこなせる時代になろうとも、こういう『いざという時』や『緊急事態』に、マニュアル外のことを遂行することはヒトにしかできないことだと思います。

 

ANAだけではないと思うのですが、こういう緊急事態に『企業の姿勢』が見えるなあと痛感しました。

 

こういう対応をしてくれると、『やっぱりANAで航空券取っといてよかったな、これからもANAについていきますぜ』と思うのがヒトの心理だと思います。

ANAの損害はすごいと思うんですけど、目先の損失よりも、先を見据えた対応を取れる事が、トップを走る企業だなと思いました。

 

また、今回のコンサートに関しては、実は元々【新幹線とホテル付のツアー】を予約しており、それをキャンセルして新幹線とホテルを別々にとった経緯があり、ツアーに関してはキャンセル無料期間を過ぎていたので、こちらは1万円ほどキャンセル料がかかっていました。

しかし、後ほど、『コンサート自体がキャンセルになったため、今回はキャンセル料をいただかず全額ご返金いたします』と言う連絡ももらいました。

 

このツアー会社にしても、素晴らしい対応だと思いました。こちらから申し出たわけでもないのにこのような対応をしていただき、また機会があればこちらのツアー会社も是非利用したいと思いました。

 

歳を重ねるにつれ目先の利益に目が行きがちですが、改めて自分の好きな言葉『先義後利』を心に刻みました。

 

 

 

ということで、まとめ。

 

緊急事態の場合、大きな会社は柔軟な対応をしてくれる場合があるので、慌てず情報を集めてから動くべし。

 

 

今のところ、新型コロナウイルスは共存していかなければいけないウイルスのようですし、消滅するのは難しいと思いますが、これも『先義後利』を心に刻み、今は旅行に行くのは難しいけれど、行けるようになった時のために我慢して、情報集めなんかしたりして、行った時に、よりその旅行を楽しめるようにしたいなと思います。

 

以上、サファイアでした。